はじめまして。
ルコール代表の高品です。
個人店から大型店の管理職を経験後、32歳の時に地元の津田沼にルコールをオープンしました。
昔からの夢だった地元にお店を出し、ご来店される地域のお客様に喜んでもらえていて嬉しく思います。
ルコールでは髪に悩みを持っている、美容室を探し続けている女性の髪を綺麗にして最高の笑顔を届け続ける事がプロの美容師としてのミッションだと思い、日々ご来店されるお客様に対して向き合っています。
その為、お客様一人一人に真摯に向き合うためにも丁寧なカウンセリングはもちろん、あなたの髪質にあった薬剤と施術で最初から最後までマンツーマンでの施術をさせていただいております。
今でこそ上記のように運営できていますが、オープン当初から全てが順調に言ったわけではないんですよね。
せっかくルコールのホームページに足を運んでくださっているので、
- ルコールがどのような思いでできたか
- どのような運営をしているのか
など、少しでもお店のことを知っていただけると嬉しいなと思います。
少々、僕の美容師人生も語らせて頂きますが、お付き合い頂けると有り難く思います。
なぜ美容師になろうと思ったのか?
僕が美容師を目指したのは14歳の秋。
その頃の僕は太っていてオシャレにも髪型にも全く興味がありませんでした。
髪型もいつも床屋でスポーツ刈り、、、
体系もぽっちゃりを通りこしてむっちり、、、
着る服はお世辞にもオシャレとはいえない服装、、、
もちろん色恋沙汰もいっさい無し、、、
、、、
、、、、
残念な感じです、、、。
そんな僕がある日、仲の良いオシャレな友達から
「美容室に一緒に髪の毛を切りに行こう」
と、誘われました。
(友達の誘いを断る訳には行かないな、、、)
と、思い美容室という当時の僕には未知の世界に緊張しながらも、、、、
しぶしぶ足を運んで髪の毛を切ってもらってみると、、、
緊張でしかなかったのを覚えています。
緊張しながらも髪を切ってもらって最後にワックスをつけてもらったら今までの自分ではないくらいオシャレな髪型になっていた事にビックリしました。
そして、「初めて美容室に行った時、髪型でここまで人は変わるのかと実感し、この嬉しさをみんなに知ってもらいたい」という気持ちになったのが僕の美容師人生の始まりです。
高校受験と親に言われたある一言。
僕は昔から何か面白そうだったり、ワクワクするような事が見つかると没頭してしまう性格みたいで、中学2年の時に美容師を目指そうと思ってからというもの、頭の中はすでに美容師に早くなりたいという気持ちが強くなっていました。
そして、中学3年の時の進路相談。
僕は高校に行かず、美容室に就職して通信の学校に行き美容師免許を取ろうと考えていました。
(もう美容師になるしかない!)
(早く美容師になってたくさんのお客様に喜んでもらうぞ!)
みたいに気持ちはかなり先走っていました。
そして、高校に行かず美容室に就職したいと父親に伝えると、父親からは『美容室のお客さまってさ、多分だいたいの人たちは高校を出ている人たちだと思うんだよね。高校を出ているお客様に対してお前は高校の話できるか?お客様と同じ経験をしておくのも大事な事なんじゃないかい?』と、言われ
(確かに、、、何も言い返せない。)
と思い、あっさりと美容師になる夢は延期されたのでした。w
今だから思いますけど、やはり子供には高校に通って子供の醍醐味でもあるスクールライフを楽しんでもらいたいなと思いますよね。
働くのは学校卒業した後に嫌でも働かなきゃいけなくなりますからね。父親の優しさを知っ中学3年の夏でした。
楽しみまくった高校生活&専門学校
高校に無事入学するなり、僕が1番力を入れたのがバスケットボールでした。
実は小学校からずっとやっていたのですが、中学3年の時、引退した後に体重が20キロほど増えてしまって高校入学時には身長171センチで体重が80キロという外見も大事な美容師とはかけ離れた残念なルックスになっていました。
(このままじゃマズイでしょ、、、)
と、思い高校の厳しいバスケの練習+食事に気をつけてやく2年で20キロの減量に成功する事ができました。
この時、痩せれて本当によかったなぁと思いました。
周りの友達の反応も全然違うんですよね。痩せると。
確か、高校1年の時についたあだ名が豚(トン)ちゃんだった気がします。w
いじめられていたわけではないのですが、高校3年になる頃にはちゃんと下の名前でみんな呼んでくれるようになりました。w
本当、高校生活はおもしろかったですね。
今でも部活の仲間が髪の毛を切りにきてくれるので美容師になって本当によかったなと思います。
そして、無事高校も卒業して都内の専門学校に通うことになったのですが、専門学校も楽しかった!
特に、1年の時の担任の先生との出会いは人生の中でも大きかったです。
すごく厳しい先生だったけど、厳しい中にも優しさがある先生で先生のクラスで本当によかったなと思っています。
もちろん、クラスの仲間も最高でしたよ!
美容専門学校時代って本当に幸せで、
- 日々のお給料のことを考えず
- 同じ夢を持った仲間と
- 美容の事だけに集中できる
時間が、長かったので幸せな時間なんだなと思いました。
今でこそ働いていますが、働いているとやはり学生時代のような純粋な気持ちは少々薄れてきてしまうようにも感じます。
それだけ大人になったということで、この場は収めさせて頂きますね。w
念願の美容師&社会人1年生
有り難い事にご縁があり、神奈川県川崎市の老舗の美容室に勤める事になりました。
老舗という事もあり、朝は早く出勤し夜遅くまで練習し、休みの日も外部勉強を行っていてほぼ自分の時間はありませんでした。
体重も更に落ちて「このままで美容師を続けられるだろうか、、、」という不安もありました。
社会人1年目、、、
一人暮らしも慣れない、、、
社会人になり社会の風を感じて心が折れそうな時期がありました。
しかし、僕には「しっかりした技術を身につける」という目標がありました。
その目標を糧に毎日を送っていたのですが、入社して半年が立った頃、、、
店舗のマネージャーが「お店を出すからついてこい!」というのをキッカケに僕は初めて勤めたお店を半年で辞める事になりました。
そして、マネージャーのお店で約4年、個人店舗のスタッフとして働きました。
そして、美容師人生が5年目に入る頃に僕は千葉に変えることを決意しました。
人生を変えた激動の4年間
「今まで個人店でしか働いていなかったので次は勉強の為タイプの違う大型店で働こう!!!」
と、決めたのは良かったのですがこれがまた大変な事になります。
今だから大笑いして言える事があります。
大型店に勤務した当時の僕は、残念なことに、、、
全然仕事ができなかったんです。w
個人店で働いてた僕はお客様を施術する「経験」が少なかったせいか、
仕事は遅く、クオリティーも低い、接客もイマイチ、、、
※今だから言えますけどね。笑
毎日仕事に出ては先輩に叱られて、迷惑をかけて、、、
※今だから言えますけどね。笑
それでも僕には店長になるという目標があったので絶対に職場を辞めませんでした
この強い気持ちだけが僕を支えていました。
当時、周りのスタッフさん達との技術の差を埋めるべく僕が取った行動は「休まないで練習&勉強する」と、いうことでした。
技術や接客、知識など周りに取り残されている分、、、
周りと違う事やらないと追い越せない!
周りが休んでる間にやらないと追い越せない!!
周りが寝ている間にやらないと店長になれない!!!
と、いう思いで、じわりじわりと成果が出てきたのは入社2年目でした、、、
当時会社の中でも1番大きな店舗のチーフに就任しチーフ就任の半年後には店長に就任されました。
この時、店長になるという目標は達成されたのですが、もう一つ誰にも負けたくない気持ちがでてきまして
「一緒に働いてくれているスタッフさんが自店で働いている事に自信を持てる環境を作る事」
が僕の中で店長としての強い想いでした。
それからは、
2年連続で新人研修のトレーナーとしての若手スタッフさんの教育に勤めました。
この時の年間個人技術売り上げは全店300名以上いるスタッフさんのなかで2位。
さらにはヘアショー、コンテストの参加も多数経験させていただきました。
大手サロンに勤めて約4年。
こちらの4年間は美容技術はもちろん、人間関係の大切さ、繋がりなど「人として」を大きく学ばせていただいたと思っています。
有り難うございます。
実は、ここでも人生を変えてくれた方と出会うのですが、、、そのお話は今度しますね。
夢が叶った32歳。
美容師を目指した頃からの夢、、、
「地元の津田沼にお店を出す」という夢を実現させるべく僕が取った行動は、最後の転職です。
こちらではお客様の施術は完全にマンツーマン制の職場でした。
僕一人の力でどこまでできるのか、、、
お店出したらきっと1人で営業するんだから慣れとかないと、、、
と考えて勤務する事約2年。
「もっと一人一人の髪の悩みとしっかり向き合っていきたい。もっと今の環境以上に自分ができることがあるんじゃないか?」
と、思うようになり、美容師人生12年目にして地元津田沼でチャンスをいただき『自然な仕上がりの縮毛矯正&髪をキレイに見せるケアカラー特化サロン』のルコールをオープンしました。
オープンした時はスタッフさんを一人雇っていたのですが、、、僕の力不足のせいで辞めていってしまいました。
ご来店してくださっているお客様には驚かれますがオープン当初は正直、お店の運営がうまくいきませんでした。
原因は僕の経営者としての実力不足でした。
お店を出すのがゴールになっていて肝心のお店を出した後の夢がなかったんですよね。
そのせいで一緒にお店をオープうんしてくれたスタッフさんには迷惑をかけてしまい、お店の運営が伸び悩んでいることに焦りを感じて、、、本当に負の連鎖が続いたという感じでした。
このままじゃマズイと思い僕は美容師の技術のお勉強ではなく、『経営者』としてのお勉強をしていかなければならいと思い1年間ほどスクールに通うことになりました。
美容師としての自分のミッション
この時、スクールに通って色々なことを学べて本当によかったと思います。
負の連鎖が続いている中で、忘れてしまっていたことを思い出させてもらいました。
僕の美容師としてのミッションは
髪に悩みを持っている、美容室を探し続けている髪をキレイにしたいと思っている女性に髪をキレイにして最高の笑顔を1人でも多く届け続けること
を、念頭に置きサービスの見直しや接客の見直しをしていきました。
すると有り難いことに時間はかかりましたが、一人、また一人とルコールをご利用してくださるお客様が増えてきました。
一時は本当にお店が運営できなくなるのではないかと思いましたが、今ではご来店してくださっているお客様にすごく支えられています。
ありがとうございます。
ルコールにご来店されるお客様は縮毛矯正やカラーのお客様が多いですが、基本的には『髪をキレイにしたい』というお客様です。
そのようなお客様にはルコールの特別なヘアケア方法で悩める髪質を美髪へ導かせていただいております。
特にトリートメントというヘアケアは誰がやっても同じというように思われがちですが正直、美容師さんによって仕上がりは全然違います。
お客様の髪の状態を見極めて、お客様の髪の状態にあった薬剤を選定し、薬剤の塗布量、放置時間、薬剤の処理の仕方で仕上がりや、持ちはすごく変わります。
なので、今僕ができる事をお客様には全力で施術させていただきます。
なので、本当に美容師という仕事は楽しいなと思います。
最後に、、、
僕が津田沼の美容室、美容院ルコールを出したのも「髪の悩みを持ってる方」「美容室を探してる方」のお役に立てれば嬉しいなという思いです。
大好きな仕事を通してお役に立てたり、数ある美容室の中からルコールを選んで足を運んで下さるお客様を綺麗にしていくのが、本当に楽しくて嬉しくてしょうがないです。
美容室の本質は「髪も心も綺麗になる」ことだと思って仕事をさせていただいております。
なので、ぜひこの記事を読まれた方で、髪にお悩みの方、美容室を探されてる方、綺麗になりたいと思いましたら、お気軽にご相談ください。
少しでもお役に立てられるよう頑張らせて頂きます。
そして、ここまで長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今津田沼の美容室ルコールに足を運んでくださってるお客様はもちろん、
今後津田沼の美容室ルコールに足を運んでみようと思っている未来のお客様、
津田沼の美容室、美容院ルコールに少しでも関わりがある方に
綺麗になって喜んでもらえるような仕事と、お店を今後も創り続けていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。